破天荒で波瀾万丈の人生を送られ、かつては酒と博打にのめり込んだこともあった。碁界最高峰のタイトルである棋聖を獲得し、6連覇達成。当時50代の秀行棋聖が、20代が強い囲碁界で、若い棋士相手に防衛を重ねることは快挙であった。しかし、棋聖を失ったあとは、病気に冒されたこともあり、博打生活は止まってしまい、若い棋士の育成に当たりつつ、活躍を続けた。
さらに、66歳で王座を獲得し、翌年防衛。67歳でのタイトルホルダーは史上最高齢記録で今も破られていない。
私が、囲碁を覚えたのは確か秀行棋聖が棋聖を失い、彼からタイトルを奪った趙治勲が全盛の時だったと思う。
平成10年に引退。以降は若手の指導に徹した。
彼の教えを受けた棋士が今も碁界で大活躍している。彼の囲碁界に残した業績は大きい。そして、日本だけでなく世界、特に韓国の囲碁界にも大きな影響を与えた。彼の指導を受けたチョ・フニョンは韓国で9冠王に輝き、彼の弟子であるイ・チャンホは10代で世界タイトルを獲得した。そして、イ・チャンホが尊敬する棋士の一人が藤沢秀行であると公言している。
華麗な棋風でファンを楽しませてくれた。ただ、強い棋士を育てるという方針だったため、普及にはそれほど熱心ではなかった(できなかった)ため、内輪の世界にこもってしまった印象がある。また、漫画「ヒカルの碁」世代の人は、もはや彼のことを知らないのではないかと思う。
ちなみに、私、こう見えても(見えへんけど・・・笑)日本棋院公認の囲碁5段の棋力を持っている。一応、6段目指しています。
ご冥福をお祈りいたします。



そう思われるなら、それでいいんじゃないですか。
私は、そんなに短絡的な思考ではありませんから。