今年の2月に行われた別府大分毎日マラソンで、自己ベストを大きく短縮する2時間30分26秒を記録したが、五輪参加標準記録(2時間18分0秒)には届かなかった。ただ、オリンピックの陸上の参加資格は、男女とも参加標準記録を一人も破れなかった場合、男女各一人がいずれかの種目に出場できる特例措置がある。今回は、この特例によるものだった。
また、カンボジア記録を持つライバルが、選考会などに出場しなかったため、彼しかいなかったからかもしれない。
オリンピック出場日本国籍を捨ててカンボジア国籍を取得した彼の行為には賛否両論ある。
ただ、個人的には、カンボジアが決めたことなので、日本人である私がどうこう言う筋合いはないと思う。
私は、一つの目的のために国籍を変えるなど、とてもそんなことはできないので、ある意味すごいと思う。
出場するからには頑張って欲しいと思う。