日本の優勝で感動の幕を閉じたWBC。
その裏で、準優勝に終わった韓国。このことについてちょっと書いてみたい。
日本の優勝をたたえる報道はなく、中島選手が韓国の走塁を膝蹴りで阻止した(実際は、ヘッドスライディングでたまたま当たっただけだが・・・。米国では盗塁でヘッドスライディングは危険とされている)ことが取り上げられ、日本の野球はラフで汚いと酷評している。
相手の優勝を素直に克服できないとは、悲しい民族である。
ただ、実際には日本のネガティブキャンペーン(?)そんなに支持はされていない。
むしろ、なぜイチローを敬遠させなかったのか?とか、采配ミスを追求する声が多い、また、準優勝でも立派という論調も少なくない。
さらに、太極旗(韓国の国旗)をマウンドに立てると、日本に負けるというジンクスが生まれたため、韓国が日本に勝ったとき、太極旗を立てたとき日本人は不快に感じたのはもちろん、韓国人の中には「次ぎ日本に負けるからやめてくれ」と心の中で思っていた人もいたらしい。
もしかしたら、4年後のWBCで韓国が日本に勝ったとしても、あの太極旗のパフォーマンスはしなくなるかもしれない。
全然かまわんけど・・・。
ただ、日本もうかうかしてられないと思う。韓国は研究熱心、練習熱心である。日本の野球を徹底的に研究してくるだろうし、韓国リーグもWBC水準に変えてくるかもしれない。
日本はまだ野球の国際化に関しては不十分である、選手だけでなくファンも。決勝戦で、韓国は一体となった応援があったが、日本はなかったというよりできなかった。それがちょっとうらやましかった。